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明日を予測する投資行動

◎株式投資は【安く買って高く売る】という経済原則に基づく投資行動

従って、【明日の株価】を予測する、投資行為。
それでは【株価】は何に依って決まるのかを明確にしておかねばならない。

◎株価の決定3大要因

株式を発行している【会社】、
それを取扱う、証券会社を中心とした【証券メディア】
そして 市場価格を是認する【投資家】によって決定

それぞれの立場
@ 【(発行企業)会社】
我々が投資対象とする株式は

株式市場に上場されている株式企業は
株式を上場することによって、資金調達を行うことが最大の目的

従って、高株価であるほど有利
そのための企業努力を行う

A 【証券メディア】

企業の株式の発行を引受、販売を行い、
株式市場の流通に携わっている証券会社は、

投資家に対して様々なメディアを通じて
企業情報を提供、取引きの活性化を目指す

必然的に販売目的の演出を行う

B 【投資家】
いかなる株価も、投資家にとって是認された神聖な値段
投資家に信認されてこそ、株価が形成される

つまり、
「会社が株価を上げようと考え、
証券会社が演出、
その高値を投資家が容認してこそ、株価は上がる

資金ニ−ズのある会社で
証券会社が取り上げ易く
投資家が買える銘柄が投資に相応しい株が人気

マ−ケットの主要20銘柄は、まさしくそうした特徴が現れている
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◎株価の適正基準

株価の物差し
現在の投資理論における基本的な考え方は、

株価の適正値は「金利で割り引いた将来得べかりし利益の現在価値」と理論づけられ、
配当割引モデルと呼ばれ最も広く支持されている。

◎ファンダメンタル・アナリシス
投資尺度としては、一般的に次のような観点で判断されている。

【投資基準】

A;成長性 @ 売上高伸び率
A 経常利益伸び率
B;収益性 B 売上高利益率
C株主資本利益率(ROE)
D使用総資本利益率(ROA)
C;安定性 E自己資本比率
F配当性向
D;健全性 G配当率
H1株当たり利益(EPS)
I1株当たり純資産(BPS)

経済的な因果関係から企業業績や成長性を分析する立場をとる人たち
ファンダメンタル・アナリシス。

企業の増資計画、財務分析、市場競争力
金利、為替、GDP,インフレ、マネ−サプライ等各種のマクロデ−タを分析
その投資価値を判断。

そして、自分の判断と市場の評価を比較、適正な投資行動を決定しようとする

彼らは、暗黙のうちに
《投資家は企業の成長性を重視、それに基づいて投資を行うが判断をしばしば誤る。》
という前提をもっている

従って、市場に優る分析力、判断力で、 市場より先に、正しい動向を探り出すことによって、
市場に勝てると考えている。

現在、最も支持されている株価アプロ−チ。
パフォ−マンスについてはともかく、次の尺度は現在の株価判断には有効と考えられる

《株価の上限》

【PER】48倍 【PBR】4倍 【ROE】28%

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◎アセット・アロケ-ション
近年、急速な発展を遂げている投資手法、

銘柄個々の分析よりも、金利、為替、景気、インフレ等に注目し

資金分散によるト−タルリタ−ンを目指す手法。

巨大機関投資家の出現がもたらした投資行動

次に、投資方法についての理解をしておく必要がある

一般的に「株式投資」といえば、殆どの場合 漫然と株式を購入し
値が出たら「売る」 、下がったからもっている、上がらないから乗り換えるという行動が殆ど

しかしながら、投資哲学は兎も角として

投資計画のないものは「投資」とは呼べない。

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