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『(10/02)』【】 

・日経平均は、(9/24日・10、566.90円)を「最終高値」に
(10/02日・9714.18)まで、『852.72円・▼8.06』の調整下落。

東京為替相場(ドル・円)で、(9/28日・88.28円)が「噴き上げ・陰線」となり、
秋の長期休暇(シルバー・ウィーク)明けが、為替投機筋に「狙い撃ち」。

昨年末(09/12/18;87.19)をターゲットに、(8/10・97.92)から積み上がっていた、
「ドル売り・円買いポジション」の流れが、一気に「急騰・噴き上げ」。

元凶は「ユーロ買い;英・ポンド売り」に伴う、「ポンド・円」(ストップ・ロス)での円急騰。
「英・政策金利と資産買取枠(見直し)」が、「世界為替・大混乱」に発展。

日本円は巻き込まれ事故」に過ぎないが、(日本株買い主役・外人投資家)の、
日本株買いの動きが急停止。

外人投資家動向は、「サブプライム暴落」を契機に、2008年(3兆7000億円)売り越し。
今年(1月〜3月)の(累計2兆5300億円)売り越し、(通算・6兆2300億円)売り越し。

しかし、4月以降は「5か月連続買い越し(累計2兆5300億)」だっただけに、(為替・一休止)。
9月は(概算2500円)の売り越しと見られが、大勢「買い越し」に変化はみられない。
春以後の、(毎月5000億円)の買い越し停止を不安がるのは誤り。

8月貿易収支が鈍化とはいえ、3月以降の月間(4000億円黒字ペース)を継続、
資本収支を加えた経常収支も、(4月微減)を除き、2月以降「毎月黒字1兆円超え」継続。
着実なファンダメンタル改善が継続している事実が示される。

尤も、「安全資産・債券&リスク資産・株式」の「資金需給面」からは、
新発10年国債は「10/2;1.245%←8/10;1.460%」と(0.215急伸)。
日経平均は「10/2;9714.18←8/31;10,767.00」まで、(1025.82円:▼10.83%)急落。

急激な円高進行により、9月のみ「株売り&債券買い」の突発型変調。

この間(10/2←8/3)の「33業種別・騰落率」は、
「証券 28.0・銀行 19.3・他金融 18.5・鉄鋼 15.6・不動産 13.6」と、
(金融・鉄鋼・不動産)の(金利敏感)業種が下落。

上昇は(3業種)「鉱業 3.5・食料品 2.4・陸運 1.7」のみの、ほぼ全面安・商状。

指数寄与度が大きい主力銘柄では、「日経225型」では
下落を主導のは「 トヨタ 17.4・データ 15.6・ ホンダ 13.3・ 富士フ10.5・ダイキン10.3」。
指数の下支えは「信越 2.5・ファーストリテ 2.2・ファナック 1.2・ 東エレ 1.1・京セラ 0.9」。

「TOPIX型」は、全面安。軒並み。大幅10%以上の下落
「野村35.5・みずほ26.3・三菱UFJ 26.2・ 新日鉄21.4・日製鋼 18.7」

何の事は無い、「為替利益確定・大型株換金売り」による、ヘッジファンドの益出し売り。

パソコン画面表示の「チャート頼み」の相場観では、「驚天動地!」。
「自信喪失の個人投資家ばかり」と思いきや、どっこい、投資家は元気一杯!。

「投資主体別売買動向表」からは、個人投資家は「2週連続大幅・買い越し」。
外人を含む、銀行・投資信託の解約売りを、喜んで積極的に買い下がり仕込み。

「裁定買い残高(累計1兆5328億)」と高水準・堅調(微増)ペース)を継続、
「信用買い残高(累計1兆6236億)」と高水準・堅調(暫増)ペース)を継続、
日経平均(200日移動平均9101.63円)は(カイリ率6.92%6.92%)の余裕調整
NYダウ(200日移動平均カイリ率12.07%)と比較しても、「「予定調和・スピード調整」。

日本株は売られ過ぎ、1万円割れで、売り込み過ぎ警戒感。

TOPIX型では「みずほBK・ドコモ・日製鋼」から、
225型では「ファーストリテ・セコム」リード役には反騰は自明・必然。

『もち合い天井』

 <10:15> 日経平均は高値もみあい、為替落ち着くが戻り鈍い
 円は90円台で落ち着いているが、株価の戻りは停滞。
 「(.TOPXとS&P500.の差が160ポイント程度に拡大、
 日本株は売られ過ぎ。前日の1万円割れで、売り込み警戒感。

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